新潟市西区の保険代理店、西脇保険事務所ブログ

新潟市にて損害保険と生命保険の総合代理店をやっております。保険の営業をしておりますが、 保険と言っても自動車、火災、傷害、賠償、生命、医療など幅広くあります。 分かりやすく、その人にぴったりな提案ができるように日々努力しております。

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陽子線と重粒子線

ブログに来ていただきありがとうございます、

 

新潟市西区の保険代理店

西脇保険事務所です。

 

 

今日は先進医療の「重粒子線と陽子線」について

書いていこうと思います。

 

 

がん治療の放射線には、

大きく分けて2つあります。

 

 

 

1つはガンマ線、X線のような電磁波。

 

もうひとつは、α(アルファ)線、電子線、

陽子線、炭素を代表とする粒子線、

中性子線などの粒子線。

 

 

がんの治療の際に、

体の外から皮膚を通して放射線を照射して、

がんの病巣をやっつけるイメージですが、

一般的な治療で多いのが、

高エネルギーのX線を照射するものです。

 

 

この高エネルギーの放射線治療

多いのが外部照射によるものですが、

 

体外から放射するので、身体の表面近くで

エネルギーが最大となり、体内に入るにしたがって、

だんだん減少していきます。

 

深いところにあるがんを倒そうとすると、

強いエネルギーで照射しないといけないので、

正常な細胞まで傷つけてしまう可能性があります。

 

ただ、技術も進歩しているようで、

多方向から弱い線量を重ねて、

がん病巣に当てる技術などが開発されています。

 

 

そうしたX線等を使った放射線治療に対して、

原子や分子などの粒子のよるビームを使った

治療が粒子線治療となります。

 

 

粒子線治療のメリットは、

 

・がん病巣へ集中照射ができる

・がんに対する照射の効果が大きい

・正常な組織に与える影響が少ない

(副作用が少ない)

 

 

デメリットは、

 

・先進医療の場合、費用が300万円前後と高額である

・治療を受けれる病院が決まっている

・すべてのがんに対応ができない

 

 

医療保険にはこの先進医療の費用を負担する特約が

付帯可能なので、大きな保険料ではないですので、

加入していると安心ですね。