大切な愛車を守る車両保険
ブログ訪問ありがとうございます、
新潟市西区の保険代理店
西脇保険事務所です。
令和がスタートして、1か月が経ちました。
保険の書類関連もまだまだ平成表記の物が多数存在しております。
例外的に平成で記入しても、不備にならないように配慮されたりもしてます。
最近、ニュースで悲惨な事故が多数報道されております
世界中で自動運転の自動車が研究されていますが、
やはり運転する人間の注意と経験が交通事故を起こさない為には必要だと思います。
自動車保険に加入する動機は様々ですが、
今回は自分の愛車を守る車両保険について書きたいと思います。
車両保険とは、偶然な事故や盗難などによる損害に対して保険金が支払われる仕組みです。
車両保険を選ぶ際にポイントとなることがあります。
ポイントの1つ目は、車両保険の種類です。
だいたい2つの種類に分かれております。
1つ目が一般補償と言われる車両保険。
もう1つが、10補償限定・車体車限定・エコノミー等と呼ばれる車両保険です。
おおざっぱに言えば、相手のいない自損事故や当て逃げといった損害の際に
保険金を受け取れるかどうかが違います。
どちらの車両保険でも保険金は支払われませんので注意が必要です
保険料は補償範囲が広い一般が当たり前ですが高くなります。
もう1つのポイントは、免責金額です。
免責金額というのは、自己負担額のことですが、
発生した事故による損害からこの免責金額を引いて保険金が支払われます。
具体的に言えば、
車両保険50万円、損害額35万円、免責5万円。
こういったケースの場合は、損害額35万円-免責5万円=30万円が保険金として支払われます。
免責金額は3万円、5万円、10万円など設定が可能となってます。
大きい金額を設定すれば自動車保険の保険料は下がりますが、
実際に車両保険を使う際に、自己負担するお金が発生します。
よくある走行中の飛び石によるフロントガラス破損の場合、
修理費が13万円だった場合、
免責0万円であれば、保険金で13万円全額を支払ってもらえますが、
免責5万円だった場合、8万円を保険金で支払ってもらい、
足りない修理費の5万円を自分で負担するということになります。
上記のような場合、保険を使って8万円支払いを受けれますが、
等級が1等級ダウンしますので、ケースとしては微妙な話です。
車同士の事故の場合は、
お互いの責任割合によりこの免責があっても手出しが発生しないケースがあります。
例えば、車同士の事故が発生して、
自分の過失8割、相手の過失2割の場合、
自分の車の損害額50万円、免責5万円だとします。
相手からは50万円×20%=10万円が回収できるので、
この10万円が免責(自己負担額)5万円に充当されます。
なので、本来は自己負担5万円の予定でしたが、自身の手出しは発生しません。
事故の形態、車両の損害額によっても、
どのくらいの免責金額を設定するのか変わってくると思います。
正解がないので、難しいですが、
車両保険に加入する際は、こういったポイントを参考に
ご加入いただくと万が一に役立ちます。