火事が発生すると、中の物が駄目になります。
いつもブログに来ていただきありがとうございます。
新潟市西区の保険代理店
西脇保険事務所です。
最近、住宅ローンを組むときにかけた火災保険が満期なので、
火災保険の更新をお願いしたいと連絡をいただくことが多いです。
住宅ローンが終わるなんて、羨ましいです
住宅ローンの火災保険は建物にかかっているケースが多いように感じますが、
あなたは自宅の火災保険で、家財の補償って加入してますか?
新潟市の出火率は、
新潟市のホームページによると、
平成26年~平成30年を見てみると、
だいたい1.6~2.0でした。
出火率(出火率とは、人口1万人当たりの出火件数)といってもピンときませんので、
件数で言えば、新潟市では100~160件くらいの火事が1年間で発生してます。
ちなみに今年は5/9時点で65件となってます。
火事になると、消火活動が行われます。
火が小さいうちに消し止めれば、損害も小さく済みます。
火事は大きくなると、温度は1000度を超えることもあります。
消火するまでに何時間もかかることもあります。
火を消すには、消防車からの放水等で火を消すことになりますが、
こうした消火活動による水濡れ損害が自宅や中の家財を駄目にします。
こうした家や家財の損害は、火災保険で対象となるのか?
上記の例だと、火災で燃えてませんが、
消火活動に付随する水濡れ損害は、火災による損害として保険金の支払い対象になります。
あくまで一般論なので、実際に支払いになるかどうかは、
ご自身の加入する保険に寄りますので、
心配な方は保険会社へお問い合わせ下さい。
私も実際に建物だけの火災保険に加入していましたが、
数年前に家財も保険の対象にしました。
罹災時は家財が真っ先に損害を受けるケースが多く、
家財が地震で駄目になる可能性の方が高いので、
やはり火災保険は家財で加入した方が、罹災にもっとも役立つような気がします。
こんなケースも注意が必要です。
あなたの自宅から火災が起きたが、
消防隊の放水活動でお隣の家に燃え移らないように
お隣の自宅や家財道具がびしょびしょになってしまった。
残念ながら、あなたが加入している火災保険では
こういったお隣の家や家財道具の水濡れ損害は
補償の対象外になります。
火災保険によっては、類焼特約的なオプションがありますので、
こういったリスクをカバーすることも可能です。
あなたの自宅の立地条件等によっても、
リスクも違いますので、取りあえず加入しているというのでは、
自然災害や火事が多い現代では危険ですので、
お気をつけ下さいね。