新潟市西区の保険代理店、西脇保険事務所ブログ

新潟市にて損害保険と生命保険の総合代理店をやっております。保険の営業をしておりますが、 保険と言っても自動車、火災、傷害、賠償、生命、医療など幅広くあります。 分かりやすく、その人にぴったりな提案ができるように日々努力しております。

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強風・雪による損害でも支払い対象とならないケース

ブログを見ていただきありがとうとざいます。感謝です。

 

新潟市西区の保険代理店

西脇保険事務所です。

 

 

さて、今日は火災保険の風災、雪災と言われることに

ついて少し書きたいと思います。

 

 

火災保険の事故でも意外に支払い件数が多い事故が

風による災害や雪による災害です。

 

 

例えば、強風で屋根瓦が飛んでしまった。

強風で窓ガラスが割れた。

台風で雨どいが折れたなど。

 

 

大雪で雪が積もり、ガレージがつぶれた。

雪が積もり雨どいが壊れた。

 

 

こうした事故は意外と多いものです。

当然、損害保険なので、事故性のあるものは支払い対象になりますが、

支払いにならないケースもあります。

 

 

それはどんなケースか?

 

一般的なケースですが、

自然消耗やひび割れ、剥がれ等は支払い対象外ですと

記載されていて、こぅした場合は強風、雪が原因でも

支払いができないです。

 

 

上記のケースで支払い対象外になるケースの1つに

凍害と言われるものがあります。

 

 

凍害??

 

 

聞きなれない言葉ですが、

凍害とは、

 

寒冷地においてコンクリート中の含水率が一定以上の状態で

外気温差や日射による凍結融解作用の繰り返しを受けることで、

膨張に起因しコンクリート表面から次第に劣化する現象です。

 

詳しいメカニズムは

農林水産省のホームページで

凍害の事が書いてありましたので、

リンク貼っておきます。

 

 

簡単に言えば、

建物等の外壁が水を含み、

凍ったり、融けたり、乾燥したりを繰り返して、

コンクリートが劣化してしまうということです。

 

 

凍害によって、自宅の外壁が劣化しているところに、

強風がふき、ポロポロと外壁が堕ちてしまうケースがあります。

こういった場合だと、支払い対象外になる可能性が考えられます。

 

 

農林水産省の情報によれば、

凍害の影響が大きい要因として、

 

建物の素材(吸水率が高低)や、塩化イオン含有量の高低、

初期ひび割れの養生をしているか、

乾湿の繰り返しが多いか、

最低気温が0度以下で、低い程影響が大きい等書いてありました。

 

 

ここ数年異常気象の影響で、

全国各地に自然災害が発生しております。

各保険会社の保険金支払いも増加傾向のようです。

10月1日より、火災保険の保険料も値上げのようです。

 

 

保険料のアップは痛いですが、

有事の際に、ちゃんと役に立つ保険に加入しましょう。

劣化等を補償する保険があれば、

おすすめしたいですが、

どこの会社もそこまで補償する勇気はないでしょうね。