新潟市西区の保険代理店、西脇保険事務所ブログ

新潟市にて損害保険と生命保険の総合代理店をやっております。保険の営業をしておりますが、 保険と言っても自動車、火災、傷害、賠償、生命、医療など幅広くあります。 分かりやすく、その人にぴったりな提案ができるように日々努力しております。

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住宅ローンの借り換えをしてみて思ったこと。

いつもブログに訪問いただきありがとうございます、

 

新潟市西区の保険代理店

西脇保険事務所です。

 

 

今日の新潟は1日雨模様です。

各地で大雨による被害が出ております。

小まめにニュース等確認して、

ご自身の身を守る行動をお願いします。

 

 

現在、住宅ローンを利用している方は

多くいると思いますが、

コロナ禍で働き方が大きく変わり、

残業、手当等がなくなり、収入が減ったので、

住宅ローン返済を少しでも安くしたい。

 

 

僕もコロナとは全く関係なく、

去年に住宅ローンの借り換えをしました。

以前から何度か借り換えしようかなと考えてましたが、

面倒そうで、あとであとでと思い、数年そのままでした。

 

 

住宅ローンの借り換えでメリットが出るケースは、

金利が1%以上下がる

・残高1000万円以上

・返済期間10年以上

 

こうした状況であれば、借り換えによるメリットが

出る可能性が高いと言われてます。

すべて満たさなくても全体で安くなるケースもありますが。

 

 

現在の金利が高いか低いかでいえば、

断定はできませんが、

過去金利を見ても個人的には低いと思います。

僕が10数年前に借りた際の金利は、

2%台くらいでしたが、

去年借り換えした際は1%以下の金利でした。

 

 

たった1%じゃないかと思うかもしれませんが、

住宅ローンの場合、

借りている残高が数千万円と大きいことと、

お金を借りる期間が数十年間と長いので、

この1%が大きな違いになります。

 

 

諸費用等は割愛しますが、

2パターンで比較してみたいと思います。

 

■住宅ローン残高3,000万円、返済期間35年、

 

金利2%のケース>毎月返済99,378円¥

 

残高3,000万円×金利2%×1/12=5万円が1か月の利息となり、

初回返済99,378円返済すると、

5万円が利息に充当され、

49,378円が残高3,000万円に充当され、

残高は2,990万622円となります。

 

2回目は

残高2,990万622円×金利2%×1/12=49,834円が利息なので、

99,378円返済すると、

49,834円が利息に充当され、

残りの49,544円が元金返済に回ります。

残高は2,990万622円から49,544円引いて、

2,985万1,078円となります。

これを繰り返していきます。

 

35年間で支払う支払総額は

41,738,968円となります。

35年間かけて、利息で約1,170万円を支払う計算となります。

 

 

金利1%のケース>毎月返済84,685円¥

 

残高3,000万円×金利1%×1/12=2万5千円が1か月の利息となり、

初回返済84,685円返済すると、

2万5千円が利息に充当され、

59,685円が残高3,000万円に充当され、

残高は2,994万315円となります。

 

2回目は

残高2,994万315円×金利1%×1/12=24,950円が金利なので、

84,685円返済すると、

24,950円が利息に充当され、

残りの59,735円が元金返済に回ります。

残高は2,994万315円から59,735円引いて、

2,988万580円となります。

これを繰り返していきます。

 

35年間で支払う支払総額は

35,567,700円となります。

35年間かけて、利息で約550万円を支払う計算となります。

 

借入する額がどちらも3000万円で、

35年かけて返済するとした場合、

1%の金利差で、

約620万円の利息負担が増えます。

大きいですね。¥

 

 

当たり前ですが、

最も返済する利息が少なるのは、

借りる残高を少しでも少なくし、

借りる期間を短くし、

毎月返済する金額を多くすることです。

 

 

たかが金利差1%ですが、

残高が数千万円と大きいのと、

30年、35年と返済期間が長いので、

620万円もの差になります。

 

 

住宅ローンの借り換えをする際には、

各種諸費用がかかるので、

安くなる利息総額と借り換えでかかる諸費用を加味して、

支払総額で本当にメリットがあるのかどうかを

じっくりと検討して下さいね。

 

 

月々の支払は減ったが、

支払総額でみると、

諸費用等があるので、

トータルで損したなんてことにならないように。

 

 

僕が借り換えした際もそうでしたが、

諸費用が数十万円かかったので、

住宅ローンの残高に上乗せして借入して、

現在返済しております。

 

 

主な諸費用にローン取扱手数料、

契約印紙代、登記に関する費用、団信などがかかります。

 

 

諸費用は金融機関によって、

かかるものが違いますので、

各金融機関に相談してみることをお勧めします。

 

 

僕が借り換えした感想ですが、

諸費用を上乗せして借りたので、

借り換え前より、借り入れ残高は増えましたが、

金利が安くなったので、

月々返済する利息が減りました。

 

 

それと、10年固定にしたので、

10年間は金利の変動の影響を受けないので、

しばらく金利変動にびくびくすることもなくなりました。

借り換え前の金融機関の固定金利の時期が近かったので、

金利が今より低くなり、かつ固定期間が実質延長できたので、

借り換えしてよかったと思いました。

 

 

今後のコロナウイルスの影響等が不明ですが、

住宅ローンの借り換えを検討する予定であれば、

給料収入等が落ち込む前に、

借り換えの相談をした方がいいと思います。

 

 

年収等の条件が悪くなると、

借り換えできないケースもありますので。